高知自然の体験

オランダ人手漉き和紙工芸家 檮原和紙&紙漉体験できる宿 かみこや ロギール・アウテンボーガルトさん

高知の山の豊かさを
土佐の匠であるロギールさんが
和紙づくりをとおして教えてくれます。

体験のお申込み

紙漉き体験・民宿「かみこや」ではロギールさんが直接指導してくれる紙漉き体験を行っています。家族で山の文化・和紙づくりに参加してみませんか。

料金 2時間コースの料金(1人分)
1人の場合 7,000円、2人の場合 4,000円、3人の場合 3,000円、4人の場合 2,400円、5人以上 2,000円
※作品完成を郵送する場合は、一か所につき250円が別途必要です。

宿泊のお客様または15名以上のグループには割引があります。6時間コース、数日間の研修コースはお問合せ下さい。
体験時間 2時間~
アクセス 高知市中心部から約2時間20分 最寄りIC:須崎
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お問合せ・申込みはこちら
梼原和紙&紙漉体験民宿 かみこや

高知県高岡郡梼原町太田戸1678
TEL 0889-68-0355
詳しくはHP http://kamikoya-washi.com/



楮・三椏の畑づくり、太陽の恵み、川の流れ
「和紙」を通じて山を感じませんか。


高岡郡梼原町太田戸上舞地区に暮らす和紙工芸家、ロギールアウテンボーガルトさんは、出身地であるオランダで和紙に出会い衝撃を受け、1980年に来日。全国の和紙の生産地をたずね歩きました。そして高知県伊野町(現在のいの町)に生活の拠点をかまえ、和紙職人の道へ進みます。そして1992年に梼原町移住し、紙漉き工房「てんぐの風」を開設。2006年に宿泊施設も兼ね備えた紙漉き体験民宿「かみこや」をオープンしました。ロギールさんは2005年に森の名手・名人100人に認定(国土緑化推進機構)、2007年には土佐の「匠」に認定(高知県)されるなど、高知県内外で評価されています。彼の生きざま、和紙と山里の文化へのこだわりは、まさにホンモノで、達人なのです。

ロギールさんの和紙づくりは畑から始まります。自分の畑に、和紙の原料となる楮・三椏を植え、育てています。冬に収穫した楮・三椏は、すぐにこしきで蒸して皮を剥ぎます。それを干して保存しておきます。皮は表皮を取り、石炭で煮ます。それを近くの川で流水にさらします。畑に始まって紙を漉くまで、すべて手作業。太陽、川の流れなど自然の力を、和紙の材料に詰め込んでいます。

ロギールさんと奥様の千賀子さんが中心になり、和紙づくりを核として地域を元気にする「上舞やなぎばた会議」があります。皆で楮・三椏(この地区では三椏をやなぎと呼んでいます)を栽培し、宿の食材である野菜や山菜を生産し、田植えや稲刈り、山菜採りなど、山の暮らしや文化を、インストラクターとして伝えています。

ロギールさんが指導する紙漉き体験、あなただけのオリジナル和紙づくり。



ロギールさんが指導する「かみこや」での梼原和紙の紙漉き体験は、2時間のプログラム、6時間の一日コース、そして数日間の研修コースがあります。

まずは、2時間のプログラム内容をご紹介。子どもからお年寄りまでどの世代も楽しく、また濃厚な時間を過ごすことが出来ます。和紙の魅力や、原料である楮や三椏の観察や話をしながら、かみこや周辺を散策。ヨモギやイチョウ、ツユクサなど、自分の好きな形をした四季に咲く草花を摘みます。そして原料である楮を叩いたり、トロロアオイを入れるなど紙漉きの一連の作業工程を教わりながら、自分で摘んだ草花を入れ、紙を漉きます。世界に一つだけのオリジナルの和紙が出来あがり。サイズは約25×40cmです。


6時間のプログラムでは、紙漉きの工程をより詳しく体験しながら、日本の和紙、山里の生活の話など、和紙漉き体験と合わせて、山の文化に触れることが出来ます。

体験終了後には、ロギールさんの漉いた紙や、その紙を灯りやオブジェにした作品を展示・販売する「Washi Studio」を見ることもオススメ。灯りを通して見る和紙のたくましさや自然との一体感、灯りの温かさなど、その魅力がより伝わります。



四国カルスト・天狗高原の南麓に位置する梼原町太田戸。自然に囲まれた山里です。

森の「名手・名人」であり、土佐の「匠」に認定されたロギールさん。

草花を入れて和紙を漉くことがあり、家の周りを散策します。

山には四季折々の草木があり、その観察も体験できます。

様々な素材を活かすロギールさんの和紙づくりチャレンジはエンドレスです。

紙を漉く時のまなざしは厳しく、そして優しい。

畑で楮・三椏を育て、長い時間をかけてやっと一枚の和紙になります。

100年、1000年と残る和紙づくりをするロギールさん。


紙漉き体験2時間コースの様子

1.かみこやの展示室・蒸し小屋にてまず和紙の特徴や和紙が出来るまでの工程のお話しを聞きます。

2.和紙に漉きこむ植物をのんびり散歩がてら採取。

3.まずは原料の繊維を叩きます。

4.叩いた繊維を冷たい山の水で洗い木枠へ溶かした繊維を流し込みます

5.採取した植物を好きなデザインで木枠の中へ置いていきます。 最後に梼原脱藩の道の土(赤土・黄土)とヒノキの皮などで色づけしていきす。

6.天日干しして完成。山の恵みをいっぱいに受けた自分だけの和紙が出来あがります。

梼原和紙&紙漉体験民宿 かみこや

高知の山の文化がこの宿から感じます。
お問合せ・申込みはこちら
梼原和紙&紙漉体験民宿 かみこや

高知県高岡郡梼原町太田戸1678
TEL 0889-68-0355
◎1~2名利用(1泊2食付)8,400円
(宿泊のみ5,775円)
◎3~4名利用(1泊2食付)7,350円
(宿泊のみ4,725円)
*小学生は1,000円引き、幼児は寝具代、食事代のみです。
詳しくはHP:http://kamikoya-washi.com/


ロギールさんと千賀子さん

寺子屋からイメージして命名された「かみこや」は、ロギール・アウテンボーガルトさん&千賀子さん夫婦が営む、紙漉き体験と宿泊が出来る宿で、2006年5月にオープンしました。

紙漉き体験はロギールさんが担当しますが、宿の食事から清掃、雑務などは千賀子さんの役割。特に食事はこだわりがあり、地元で自家栽培される旬の有機野菜や野山にある山菜、川魚を食材に、無添加の調味料、様々なハーブやチーズなども使い、オリジナル料理が楽しめます。


2階にある2部屋が宿泊ルームです。四国カルストを背景に、四万十川の源流を見降ろす和室でくつろげます。部屋はロギールさんが制作した障子、壁紙、和紙の灯りなどがあり、優しさに包まれます。

部屋にテレビはありませんが、川や風、鳥や虫の鳴き声をBGMに、自然の中に溶け込んで下さい。食事だけの方も受け入れていますが、10名以上のグループの予約制になります。



かみこや1階カフェにて

ロギールさんの優しい和紙の照明がやんわりあたたかい気持ちにさせてくれ癒されます。



高知の山の文化がこの宿から感じます。

2階の宿からの眺め、棚田ののどかな風景。



梼原和紙&紙漉体験民宿 かみこや 周辺マップ

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