お日さまの光を浴びながら
土にふれ、自然を食す。
里山の暮らしを
肌で感じる夢の里です。
里山の四季の味覚を楽しみに来ませんか
春は山菜狩り、初夏は田植え、秋は銀杏狩りに芋掘り、栗ひろい。自然豊かな物部の山で一年を通して収穫体験ができます。収穫の後、みんなでいただくパーティーも開催!自然の中で食べるとひと味違って感じられるかもしれませんよ。
料金 | ◎山菜狩り&天ぷらパーティー 大人2,500円 小学生1,500円 オプションで筍掘りもあります。 ◎田植え・稲刈り体験 大人2,000円 小学生1,300円 ◎銀杏狩り体験 大人2,200円 小学生1,100円 ◎芋掘り・焼き芋パーティー 大人2,500円 小学生1,500円 |
所要時間 | 各4時間 |
予約 | 5日前までに電話かFAXでお申し込み下さい。 |
期間 | ◎筍掘り ◎山菜狩り&天ぷらパーティー 3月末~4月20日過ぎまでの日曜日 ◎田植え・稲刈り体験】 6月第2日曜日/10月第2日曜日 ◎銀杏狩り体験 9月下旬~10月 ◎芋掘り・焼き芋パーティー 11月の日曜日(3回) ◎栗ひろい ご相談に応じます。 |
その他 | キャンセルは3日前まで。それ以降はキャンセル料が必要です。 |
アクセス | 高知市中心部から約1時間30分 最寄りIC:南国 <地図はこちら> |
自分の生まれた里山を夢の里に変えた公文さんの農園に遊びに来ませんか。
旧物部村の山里に私財を投じて自分の夢を実現した人がいます。公文照さん。700本以上あるイチョウの木をゆすって実を落とす「銀杏狩り」や、ぜんまいやわらびなどの「山菜狩り」。ほかにも、「筍掘り」、「芋掘り」や「田植え・稲刈り」など、様々な体験ができる農園を営んでいます。ここでは、収穫したばかりの山の恵みを自然の中でおいしくいただくこともできます。中でもオススメは春。桜の木の下でいただく、揚げたての山菜の天ぷらは最高です!
公文さんが夢の実現に向けて動き始めたのは50歳の時。「人生は50歳から」という思いで、30年以上勤めた物部村の役場を退職し、自分の生まれた里山に体験型の農園づくりをしようと決意しました。退職金で近隣の山林や棚田を買い増して、イチョウの木を植え始めました。作業道や石垣なども自分の手でつくり、コツコツと整備していきました。そして、平成8年頃、公文さんは、椎茸の種駒打ちを教えるようになり、さらに、この農地を使って何かを感じ取ってもらいたい、と、いろんな体験メニューを増やしていったのです。
山や田んぼを守っていくことの大切さを小さいときから認識してもらいたい。
体験に来た人たちに話すのは、収穫の手順やおいしい食べ方だけではありません。地元の小学生たちの前で生き生きと語る公文さん。もっとも伝えたいのは、里山への思いです。
公文さん:「畑や田んぼの周りの余分な木は切る。これはどうしてか分かりますか?」
子ども達:「木が近くにあると日当たりが悪くなる!」「木が近くにあると稲へいくはずの養分を木が吸い取ってしまうんじゃない?」
公文さん:「そうだね。日当たりの問題で、いろいろな農作物の炭酸同化作用(光合成)ができなくなる。それと木の根っこが畑に入っていって養分が取られるわけ。それと稲刈り前にスギの枝が飛んでくる。だから切ろうということになっています。見た感じも広々としてるでしょ。おじさん達はいつまでもこの農地を守っていきたいと思っています。皆さんも大きくなったら、物部町でも香北町でもどこでもいいから、農地を持ってもらいたい。また機会があったらおじさんの農園にも来て下さいね」
子ども達:「ありがとうございました!」
公文さんが小さい頃は、農繁休といって家業を手伝うための特別な休みがあったそうです。少し前の時代なら当り前のように目にした、家族や地域の人たちが農作業にいそしむ姿を、今の子どもは見る機会が少なくなっています。中山間地域の過疎化対策や、農地を維持していくことの大切さを、小さい時から体験することで肌で実感してほしい、と公文さんは考えています。
山林を切り開いて田んぼにしました。 |
秋には銀杏狩り体験ができます。 |
皮はぎした銀杏を乾燥させます。 |
農園には椎茸もつくっています。 |
愛犬数匹で猪対策をしています。 |
木の下にネットをしいて銀杏の実をキャッチ。 |
お酒のアテに、銀杏ごはんに、美味しいのです。 |
たくさんの椎茸が生えています。大きさを見ながら取っていきます。 |