大人から子供まで、
皆で守り伝える古の信仰、
儀式を体験してみませんか。
舞神楽鑑賞
1時間 1,500円/人
べふ峡温泉いざなぎの間にて
保存会による舞をお楽しみください
舞神楽体験
1~2時間2,000円/人(貸衣装代別途)
舞神楽を鑑賞した後、道具を手に取り
1~3とおりの舞を体験します。
ご希望があれば衣装もご用意します。
御幣切り体験
2時間 2,000円/人
いざなぎ流太夫から御幣についての説明の後、
和紙を切り御幣を作ります。
できたものはお持ち帰りいただけます。
舞神楽鑑賞・御幣切り
3時間 2,500円/人
30分程度舞神楽を鑑賞した後、
御幣切りの体験を行います。
文化財の保存に努める人々
昭和55年県内に残る神楽が土佐の神楽として、国から重要無形民俗文化財の指定を受けたことをきっかけに、いざなぎ流の太夫らが協力し、いざなぎ流神楽保存会が設立されました。 保存会では、定期的に舞神楽(まいかぐら)の練習を行い、イベントなどへの出演や、平成18年頃からは地元の学校の学習にも協力するなど保存に努めています。
会員には、自分の子どもとともに参加するようになるなど熱心な人もいます。今では子供たちを中心とした練習も毎月行われています。指導するのは保存会設立当初からのメンバーである半田敏張さんをはじめとする皆さん。頼もしい後継者たちの舞を見守ります。 半田さんは伯父さんがいざなぎ流の太夫であったことから、子供のころから太鼓を打ち、神事の手伝いをしていました。保存会設立の時にも自然と参加することとなり、現在では保存会の中心的な存在として活動しています。
いざなぎ流は、物部地域に古くから伝わる民間信仰として知られていますが、その起源は明らかにはなっていません。陰陽道や仏教などの要素も合わさったとされるその奥深い世界は、太夫からその弟子へと受け継がれてきました。
保存会では、舞神楽実演とともに体験の指導も行っています。衣装を着けて舞うこともできます。べふ峡温泉には、体験のためにいざなぎ流祭儀の一つ「宅神祭」を再現した部屋が設けられています。
いざなぎ流に |
舞神楽のほかに御幣(ごへい)切りの体験もあります。いざなぎ流の御幣は神格を表すものなど表情豊かなものも多く、その種類は200を超えると言われます。太夫によるいざなぎ流の説明もありますので、いざなぎ流独特の世界をお楽しみください。