魚梁瀬の大自然の時間を
味わいに行ってみませんか!
体験内容
登山・林道トレッキング・森林浴・釣りなど
- ◎近隣林道トレッキング、名所等ガイド必要な方はご相談ください。
- ◎ガイド料金:1組1000円~2000円
- ◎魚梁瀬プロガイド「山の案内人」による登山等必要とされるお客様事前にご相談お願いいたします(料金各種)
- ◎登山に昼食弁当ご入用のお客様はご予約お願いいたします 1人前:500円
料金 | 1泊2食付き 3歳~小学生:7000円(税込み) 中学生~大人:9000円(税込み) ※3歳未満ご相談ください ※やなせの湯(温泉)入浴料込み ※1泊1組限定6名様まで |
営業 | 営業は週末(土・日)及び土・日に連続する祭日 年末年始 ゴールデンウィーク(4月末から5月上旬) IN:15:00 OUT:時間調整可能 |
柚子の村で有名な馬路から更に車で約40分程奥へ入った山の中の魚梁瀬ダム湖畔に民宿「スポーツマンズ魚梁瀬ロッジ」はあります。
営林署職員宿舎だった建物を購入、そして2年間掛けてご夫婦で改築、木のテーブルや椅子なども手作りし、想いのこもった念願の宿をオープンさせたのが平成23年4月の事。兼ねてから自然の中で宿を開くのが夢だったという岡林幸弥さん。カナダの宿泊施設で4年間釣りや狩猟のガイドの助手として学んでいました。大自然の中でネイティブアメリカンから直接皮のなめし方、狩猟生活のノウハウを教えてもらったそうです。
御主人の岡林さんは幼いころから釣りが大好き、魚梁瀬との出会いは釣りをする為に訪れた中学校時代だったといいます。それから月日が経ち、魚梁瀬で宿をはじめるきっかけになったのは狩猟。猟で8年くらい前から魚梁瀬へ来る事が多くなり、魚梁瀬で猟をしてまた高知市内に帰るのが大変になって来たので猟小屋としてこの施設を借りていたそうです。
「猟をはじめてから酒も海釣りもすっぱり辞めた。四足をしとめるには覚悟がいる。鹿ってなんの為に生きているのかと思う事が多々ある。」と静かに語る岡林幸弥さん。
「狩猟はアウトドアの最高峰だと僕は思う、猟をするには山の地形やその時の状況を知る事が大事 、山の形で風向きが分かる、鹿は臭いに敏感なんで風の向きは重要」とまるで自然との智恵比べを楽しんでいるかの様。奥さんの佳代さんも一緒に狩猟に出かけ35キロほどの鉛の様に重い鹿肉を背負って2時間くらい歩いて山を下る事もあるとか。
「春は山菜、川ではアメゴや鮎釣り、山は宝の山よ、僕は昔動かない物は採らんかったけど、植物が好きな嫁の影響で山菜採りもはじめました」と二人三脚のご夫婦。
鹿を発見するのが得意な佳代さん、だいたい山を二人で歩く時は先頭だそう。「非日常に魅力を感じるんです」とにこやかにおっしゃる佳代さん、やんわりした雰囲気の中にもまっすぐにそして何かを見据えどっしりと立っている魚梁瀬杉の様な感じを受けます。
猟師としての山を教えてくれる場
林道トレッキングへ向う途中、山道を走っていると急に車を停めて窓を開け「ほら、あそこに猿の群れがいるよ、ケッケッ!!」と声を出す岡林さん。川むこうに居る猿の群れから「キッキッキッ-!!」という声が「威嚇しゆうね~、あれはボス猿や」と。まったくどれがボス猿か分からない私達。猟師の目と鼻と耳を持っている岡林さん、私達には観えない物が山ではいっぱい観えている様です。自然の恵みを生かしきる技と自然の中へどっぷりつかる楽しみ方を教えてくれる岡林夫妻です。
鹿肉・アメゴ・鮎・山菜など山の豊かさが詰まった料理が食べれる宿
宿の料理は全てご主人の手作り。もちろん鹿やアメゴは幸弥さんが狩猟したもの。宿の庭に植えられているハーブや野菜なども活用し、囲炉裏を囲んでの鹿鍋、鹿の軟骨のスープ、鹿肉のソーセージなど和洋折衷織り交ぜた鹿肉の美味しい食べ方を提供してくれます。
特有の臭みが有り、堅く食べにくい というのが鹿肉の通説ですが、「狩りの仕方や肉の処理方法、オス・メス・季節・部位などで肉の味や堅さ臭み食べ方なども色々変わって来る」とおしゃる幸弥さん。美味しい鹿料理がいただけるのも鹿を知り尽くしたハンターならでは!
鹿肉の新しい味が楽しめる宿でもあります。
魚梁瀬の山の写真や詳しい地図などを展示。 |
山の話しを聞きながらのんびり林道トレッキング。 |
敷地内には畑も。 |
スポーツマンズ魚梁瀬ロッジでは薪は大切な燃料になります。 |
広い庭からは魚梁瀬のダム湖が一望。 |
幸弥さんお手製の山のお弁当。 |
冬は薪ストーブが大活躍します。 |