大きな丸太柱の学び舎には、
ふるさとを懐かしんで多くの人が集まります。
体験
味噌づくり(夏季)、こんにゃくづくり
田舎寿司づくり、
炭焼き(作業内容等要相談)
しいたけ採り・駒打ち(冬)
案内
篠山、川遊び(ウナギとりほか)
イベント
参加費無料
2月 | 梅まつり |
5月末頃 | 梅の実収穫体験 200円/kg |
12月 | 剪定講習・作業 |
宿泊
3~18名様(休廃校利用施設)
※団体での利用はご相談ください。
自炊施設あり
宿泊料 | 大人 3,000円 小人 2,500円 |
食事 | 夕食1,500円 朝食 500円 ※お弁当その他メニューはご相談に応じます。 |
形を変え続く交流の場
楠山地区の交流の中心は小学校でした。10人程度から最後の年には6人と生徒の少なかった楠山小学校では運動会などのイベントには住民総出で盛り上げていたそうです。
しかし、平成9年度を最後に隣の小学校に統合され、校舎は宿泊施設に姿を変える事になりました。
新たに「山里の家」としてオープンしたのは平成12年のことです。
改装の間準備期間がありましたが、地域でどのように運営していくのか、いろいろと視察や検討を重ね、自分たちでどのような体験を受け入れる事ができるのか、お客さんに楽しんでもらえるのかと頭を悩ませたそうです。
炭焼きや、しいたけとり、駒打ちなど、山での体験が準備されました。すくそばには加工施設もあり、女性の皆さんが普段給食センターに納品している無添加の味噌、こんにゃくや田舎寿司づくりの体験が行われています。
そばには松田川が流れ、ウナギとりや川遊びなども楽しむことができます。
地域を挙げてのイベントの中心は、600本もの梅が植えられている楠山公園。毎年2月には花を楽しむ梅まつり、5月は梅の実収穫体験が行われ、梅ジャムやカリカリ漬けの作り方を体験できるコーナーも用意されます。剪定作業は、講師を招いて剪定の仕方を学び、昼食をはさんでほぼ一日がかりで梅の木を手入れしています。
「たくさんの人が花を楽しみに来てくれるのを見たら、皆の励みになる。」
最近10年ほどで、地域も高齢化が進み、活動もなかなか思うようにはならなくなりました。
「それでも、この辺りの部落の中じゃ、まだまだ頑張りゆうと思う。」と少し誇らしげに語る畑中さん。
秋には、秋祭りとともに「ふるさと会」という大親睦会も開かれます。楠山地区の出身者が県内外から約100人も集まるそうです。昔ふるさとを離れた出身者もこの日を楽しみに帰郷。友人を伴って参加する人もあるなど、2年に1度にぎやかに集い、楽しい時間を過ごし、「山里の家」に泊まります。
自分たちができる事から、新しい交流につなげていきたい。そんな思いで迎え入れてくれる「山里の家」。豊かな自然と、ふるさとの温かさが待っています。
体育館。 |
片隅に昔の発電機。 |
加工施設。味噌づくりや |
楠山公園 |
木材をふんだんに使った館内、気持ちいいです。 建物と一緒に深呼吸。 |
運動場には楽しくBBQの出来る広い東屋も有ります。 |
広い運動場とプールが有り運動クラブの合宿所としても活用頂けます。 |
山里の家・畑中夫妻 |
年間を通しての梅の収穫や各イベントの様子をアルバム保存。楠山の季節を垣間見る事が出来ます。 |
山里の家近くの「日平公園」 |