自分の手で打って、食べる、
水車挽きならではの香り高いそば。
体験
料金 | 5~20名様 2,000円 |
内容 | そば打ち:約1時間 こんにゃく作り:約2時間 炭焼き(花炭):約1時間 |
*炭窯での木炭づくりは1週間~10日ほど必要なため、体験できるのは作業の一部になります。体験を希望する作業については、あらかじめご相談ください。
農産物直販
地元農産物・加工品・木竹炭・竹酢液など
軽食
うどん、そば、ちらしずしなど
イベント
春:ミニ八十八カ所巡り(3月)
こしあぶらと山菜祭り(4月)
冬:新そば祭り(12月)
楮はぎ・へぐり体験(12~2月)
自分たちで作り上げたふれあいの場
平成17年12月から営業している「ふれあいの里柳野」。地元の皆さんが協力し造り上げました。
「土も持ってきて、建物も木の瀬にあったのをここまで運んで建てなおして、ほとんど自分たちでやったので大変やった。」
壁には当時の写真が飾られています。
地区への入り口にある建物では、地元の新鮮な野菜などの農産物や加工品の販売、そば打ちや、こんにゃく作り、炭焼き(木炭・花炭づくり)などの体験などができます。
すぐ下の川のほとりには水車小屋もたてられ、ゴトゴトと低い音をさせながら回っています。
「いつまでも回り続けてほしい」と、水車小屋を建てた大工さんの言葉が添えられてありました。
小屋の中には石臼等があり、水の力を利用し昔ながらの精米や、製粉が行われています。
直販コーナーで売られているそば粉もこの水車で挽いたものです。松本さんがそばがきにしてくださいました。お湯を注ぐと立ち昇るソバの香りは格別で、一度にたくさん買って帰る方もいるほどです。
そばに打つ場合は長いもをすりおろしてつなぎにします。
「水は使わんが。ソバ粉一袋やったら500グラムばあ様子を見ながら入れてね。ちぎれるけんど、味と香りはすごくえいよ。」
軽食のメニューにもそばがありますので、柳野の豊かな自然を眺めながら味わうことができます。
花炭づくりは20分ほどと手軽に体験できるので、ソバ打ちの後、ゆでている間の時間を使って楽しむのがおすすめとのこと。
「明るい柳野を創る会」ではいの町観光協会や地元企業とともにイベントも積極的に開催しています。春には山菜やこの地域にたくさん自生しているコシアブラ(タラの芽に似ている)を楽しんだり、ミニ遍路も行われます。小川西津賀才から小川柳野までのミニ八十八カ所巡りは、地元の国友商事の協力により遍路コースが整備され、毎年3月末に行われています。道中には地元の人々のお接待もあり、子供たちにもお菓子などが配られ和やかな雰囲気です。自然豊かな道のりを、お地蔵さんをお参りしながらゆっくりと歩き、お遍路ならではの交流を楽しみましょう。
秋にはシュウカイドウが一面に咲く姿が見られ、冬には和紙の原料となる楮はぎなどのイベントのほか、新そば祭りなど、自然と味をゆっくり味わってみませんか。
柳野の水車
「柳野部落には3百年の古来から水車がありました。今ではほとんど見られませんが、かつては日本の農山村の風景としてたくさん見受けられました。
水を動力源として精米やソバ・小麦やキビの粉ひきに使われていました。この水車は農産物の加工と観光に活かそうと新築したものです。小屋の中には白きぬトウシ(精米用粉挽き用具)が整備されています。水の流れを見ながら調整し、いつまでも回り続けてくれることを願っております。」